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PERSON06

消費者の購買意欲を
より刺激する
パッケージ
デザインを生み出す。

K.I.

パッケージング第四本部 デザイン推進部
2020年入社

大学では美術学部デザイン専攻に所属。商品のパッケージデザインに興味があったことや単体の商品ではなくブランド全体をデザインする仕事をしたいと考え当社に入社する。また、一つの領域に限らず食品から生活雑貨まで幅広いジャンルの商品パッケージに魅力を感じたのも入社理由の一つ。

INTERVIEW

全国のコンビニエンスストアに
並ぶ
商品のパッケージを
デザインする仕事。

現在所属している部署では、コンビニエンスストアで取り扱っているプライベートブランドのパッケージデザインを開発しており、私はアートディレクターとしてアイスをメインに、乳製品、デザートといった3つのカテゴリーを担当しています。新商品の案件を任されると、まずは商品の特徴や得意先からのご要望を念頭に置きながらコンセプトを固めていきます。
例えば、アイスバー1本をとっても「さっぱり」なのか、「濃厚」なのか、「シャリシャリ」しているのか、「なめらか」なのか異なります。試作品を手に取りながら、色、形、質感などを確認し、デザインの方向性を決めて社内外のデザイナーに指示を出し、時には自らデザインします。そして作成したデザイン案を関係者の方々に提案します。デザイン案が決定すると外部のカメラマンに指示を出してパッケージに必要な写真を撮影・加工してデザインを仕上げていきます。コンビニエンスストアの商品は回転がとても早いため、作成着手からデザイン確定までの一連の流れに要する期間は最短で約2週間。常に20アイテムほどを同時進行しています。

美味しさの期待値を高めることで
初めて購入するお客様を増やす。

パッケージデザインを通じて売り場でお客様の購買意欲を刺激し、商品の売上に貢献するのが私たちの仕事です。リピート購入される商品は「美味しかったので次も購入しよう」という動機がありますが、食べたことのない商品を売るためにはパッケージで美味しさを訴求する必要があります。一方で、お客様の「美味しさへの期待値」が、実際に召し上がった時の感想ときちんとマッチする満足度の高い体験になることも重要です。パッケージを見て、「この商品、美味しそう」と思って商品を手に取ってもらうこと。そして、召し上がった際に「想像と違った」と感じさせないよう誤解を生まないデザインにすること。
その2つを意識しながら、「美味しい商品を売っているブランド」として信頼を築いていけるよう、日々パッケージデザインを開発しています。コンビニエンスストアのプライベートブランドの事業規模はとても大きく、担当した商品が全国で一斉に発売されるとSNSを通じてお客様が様々なリアクションをしてくださいます。このような生の声に触れることができるのもこの仕事の醍醐味です。

デザインの細部までこだわり
アートディレクターとして
さらなる成長を。

アートディレクターとして難しいと感じているのは、1つの商品に対して多数の関係者がいることから、それぞれの要望をまとめあげて1つのデザインに着地させなければならないところです。そのため、難易度の高い案件ではデザイン案を検討するための材料として競合商品や最新トレンド、アンケートといった資料を添えるなど関係者の方々が結論を導き出しやすくする準備もします。
また、「構成要素一つひとつの見え方が目指すデザインの表現としてベストかどうか」という意識でデザインを確認するように心がけています。写真と文字の配置、商品をどのように撮影するかなど細部までこだわることで、自分の言葉で一つひとつ説明できるようにしています。現在、私が担当しているのは3つのカテゴリーですが、数年後にはプライベートブランド全体をブランディングすることを目標としています。そして、当社の強みを活かして今後は様々なジャンルのデザイン案件にも挑戦していきたいです。 アートディレクター:デザインに関する全体管理を行うポジション。得意先の意向を汲み取り、デザイナーやカメラマンにコンセプト、方向性を示す。 デザイナー:コンセプトを具体化したグラフィックに落とし込むポジション。

1WEEK

  • MON

    デザイナーに作業指示

    今週対応する案件について社内のデザイナーや外部のデザイン会社に作業指示を行います。また、自らデザインすることもあります。

  • TUE

    写真撮影の立ち会い

    パッケージに掲載される写真撮影に立ち会います。最近はオンラインでカメラマンとやり取りをすることも多くなっています。

  • WED

    デザインのブラッシュアップ

    アップされたデザインや撮影画像をチェックし、必要に応じて修正指示を行います。

  • THU

    プレゼンテーション

    得意先を含めた関係者に向けてデザイン案を提案します。1回の会議で15アイテムほどの担当案件を確認していただくことが多いです。

  • FRI

    次週の案件確認

    午前中は今週の提案結果を社内にフィードバックします。午後からは次週に対応する案件の事前リサーチに費やします。

  • SATSUN

    週末

    休日は家事を行いつつ、セルフネイルが趣味なので外出のない日はのんびり塗り直しています。また、大学時代の友人たちと展覧会やご飯に行くこともあります。

MESSAGE

デザイン推進部は実務経験のある中途入社の社員が多くいますが、私のように新卒で入社した社員もいます。現在は新卒での募集はありませんが、異動によりデザイン職への挑戦も可能です。能力や興味に合わせた人員配置や、忙しい中での相談にも的確なアドバイスをいただけるなどチームとしてより良い成果を生み出そうとする意識が高い職場です。当社では全国で多くのお客様が手に取る商品に関わることのできるやりがいを様々な職種から味わえます。ぜひ、自分の強みや個性を発揮して社会人生活を楽しんでください。