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PERSON04

長年にわたり蓄積された
データと
様々な要因から
商品需給を
管理する。

W.K.

VSオペレーション本部 パッケージオペレーション部
2017年入社

大学時代にビジネスへの理解を深め、特に「需要と供給」の関係性について面白さを感じる。就職活動で幅広く企業を比較検討していたところ、コンビニエンスストア向けの容器・資材の需給管理を担う当社に出会い、社会への影響力の大きさに惹かれて入社を決意。

INTERVIEW

トレンドなどあらゆる事象を
加味し
正解のない需給予測に挑む。

現在所属している部署では、お弁当や惣菜などに使用される食材やパッケージの受発注・在庫管理を行っています。その中で私が主に担当しているのは、コンビニエンスストアで販売されている昆布や梅を始めとしたおにぎりのラベルやグラタンに使用される容器といった様々なパッケージの需給管理です。
新商品の発売が決まると、まず社内に蓄積された過去の店舗発注データや昨今のトレンドなど、あらゆる事象を加味しながら全国のコンビニエンスストアで売れる商品数を予測し、その数量に合わせたラベルや容器の在庫を準備。そして地域ごとの売れ行きも想定しながら全国各地の倉庫にバランスよく在庫を発注します。さらに発売後の管理も大切です。日々予測と実績の乖離を確認し、在庫の数量を調整することが欠かせません。需給予測には正解がなく苦労も絶えないですが、見事予測が当たった際には大きな達成感が得られます。

関わる全ての人が気持ちよく
働けるよう
常に相手の立場に
立って考え行動する。

私たちは、コンビニエンスストア、食品を製造するデイリーメーカー、そしてパッケージを製造する容器メーカーの間に立ち、関わるすべての人が気持ちよく働ける環境を整えることで最良の商品を消費者へ届ける役割を担っています。そのため日頃から何よりも心がけているのが「相手の立場に立って考える」ことです。
その大切さを実感する出来事が起きたのは2022年の夏。当時、私はおつまみ商品のパッケージの需給管理を担当していましたが、数年ぶりに夏祭りが開催されて売れ行きが想定以上に伸びたことに加え、デイリーメーカーで袋詰めをする際に失敗してしまうケースが多々あり、準備していた数の倍以上の発注が来てしまいました。すぐに容器メーカーを始め社内外の関係者に連絡を取り、トラックやフェリー、飛行機もフルに活用して何とか難を乗り越えたものの、今でも忘れられない記憶として胸に焼きついています。メーカーの立場に立って、考え行動する大切さを実感する経験となりました。

より精度の高い需給管理を
実現できる
新システムを
構築していきたい。

デイリーメーカーからのパッケージの受注に対して、過不足のないよう容器メーカーへ発注し、全国のコンビニエンスストアに安定的に商品が並ぶようにしながらも、商品の販売が終了した際に在庫が余らないよう準備数量を考えています。経験を重ねるごとに、少しずつ適正な需給管理ができるようになってきてはいるものの、商品の価格・具材・材料といった要因だけではなく、天気や気温、昨今ではインフルエンサーの発言やSNSのバズりなど、様々な要因で商品の売れ行きが変動するため今もなお学び続ける日々を送っています。
それらの経験を踏まえて今後挑戦したいのは、精度の高い需給管理を実現できるシステムの構築です。事業領域が広がり情報や技術が結集することにより、新システムを始めこれまでにない新たな価値が生み出されることを期待しています。

1WEEK

  • MON

    受注対応・物流調整

    週末に売れた商品の予測と実績の「差」を確認し、関係部署と連携しながら受注対応や物流調整を行います。

  • TUE

    パッケージ生産依頼

    容器メーカーと、生産するパッケージの数量や納期などを確認・相談します。実際に工場を訪れることも多いです。

  • WED

    営業担当との打ち合わせ

    社内の営業担当から、今後発売される商品のコンセプトやキャンペーンの内容などをヒアリングします。

  • THU

    予測精度向上の打ち合わせ

    週の初めに販売された新商品の予測と実績の「差」を確認し、その状況をもとに在庫の数量を調整します。

  • FRI

    新発売商品の食数予測

    これから発売する新商品について、売上に影響のある天気やSNSなどの様々な外部要因をもとにどれだけ売れるかを予測してシステムに打ち込みます。

  • SATSUN

    週末

    月に1回程度休日の出勤がありますが、基本はお休み。アニメや映画が好きで、最近は声優さんの推し活にハマっています。

MESSAGE

会社全体として新たなことに挑戦しようという一体感がある一方、個々のキャリアプランや働き方を尊重する風土が根付いているため、自分らしく成長できる環境があると感じています。私自身は週3日ほどリモートワークをしていますし、最近では苦手なマルチタスク業務を克服するために社内のオンライン研修を受講しました。自分次第でどのような成長をも遂げられるこの環境を存分に活かし、皆さんが大いに活躍することを祈っています。